資-2 経済構造の変革と創造のためのプログラム(平成8年12月)
平成8年12月17日
閣議決定
第二 新規産業創出環境整備プログラム
〜新規産業分野毎の具体的な産業・雇用創出の見通しと政府の総合的な政策〜
―新規・成長15分野―
3 情報通信関連分野
3. 総合的な施策パッケージ
情報通信の需要サイドからのアプローチ
9. GISの整備・相互利用の推進
GIS(Geographic Information Systems:地理情報システム)は、高度情報通信社会における重要なアプリケーションであり、GISの整備・相互利用を推進することは、情報を産学官の各分野及び個人の豊かな生活に活用する上で非常に有効である。
このため、国、地方公共団体、民間事業者との緊密な連携を図るとともに、GISの整備に必要な我が国土に係る基盤的なデータである国土空間データ基盤について、21世紀当初までにひととおりの整備を完了する。
○直ちに実現に着手すべき施策
・国土空間データ基盤の標準化(整備すべきデータ項目及びその規格の明確化)
・メタデータ(国土空間データ基盤の所在、規格、書式等を記述したデータ)の標準化
・クリアリングハウス(国土空間データ基盤の所在を検索するシステム)の構築
・標準化を踏まえた国土空間データ基盤の整備
出典:「長期計画」の推進状況に関する中間とりまとめ」
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