日本財団 図書館


(3) 光カードの利用例

 

1] 光カードシステム導入自治体

 

保健、医療、福祉、行政サービスなどの分野でカードシステムを運用、開発もしくは計画している自治体は次のとおりである。

・北海道 清水町

・茨城県 河内村

・神奈川県 伊勢原市

・山梨県 白州町

・山梨県 丹波山村

・京都府 和束町

・鹿児島県 大浦町

 

2] 大日本印刷における社員証費の活用

 

大日本印刷では1992年から社員証に光記録層を設け、常時携帯することにより、社内メディカルセンターでの健康管理に活用している。この社員証には、光記録層以外にも下記のように多くの機能が組み込まれている。

 

・光記録層(1Mbyte)

健康診断、成人病検査などのデータを入力している

・ICチップ(8Kbyte)

セキュリティを重視した部屋への入退室管理に使用している。

・磁気ストライブ

食堂や売店での支払いや、一部の建物への入退室管理に使用している。

・顔写真

本人確認を容易にするため、大日本印刷が開発した昇華転写型のカードプリンタを使用し、顔写真をプリントしている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION