■ 少年消防クラブについて
火は、私たちの生活になくてはならないものですが、その扱い方をあやまるとおそろしい火災となり一度に私たちが不幸になるばかりではなく、多くの人々にも大変めいわくをかける事になります。
日頃から私たちみんなが火災予防についてもっと関心をもち、火災を出さないための努力をすることが大切です。一口に言えば「火の用心」です。
しかし口では簡単な火の用心がなかなかできず、毎日どこかで火災が起こっているのです。
また、私たちはどこで火災に出あうかもしれません。火災に出あったとき、火災を知ったときにどうすればよいかを知っておくことも大切です。
「少年消防クラブ」という組織体は、少年の頃から正しい火災予防の知識と技術を身につけ、将来、火災予防を習慣として実行する社会人となってもらうために生まれたのです。
少年も社会の一員です。少年は、少年なりに火災をなくすための努力と工夫をしなければなりません。
この火災予防に対する努力と工夫をクラブを通じて実行し、そのためにクラブ員がお互いに協力し、学習し、この活動をとおして立派な人間に育つことを目的としています。