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PROFILE

 

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若杉 弘(Hiroshi Wakasugi)[指揮]

読売日本交響楽団常任指揮者、ケルン放送響首席指揮者、ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督(GMD)、ドレスデン国立歌劇場及びシュターツ・カペレ常任指揮者、チューリッヒ・トーンハレ協会芸術総監督・同管弦楽団首席指揮者、東京都交響楽団音楽監督・首席指揮者を経て、現在NHK交響楽団正指揮者。

ハイドン、モーツァルトから、ブルックナー、マーラーにわたる交響楽分野での実績に加え、新ウイーン楽派とそれに続く<新音楽>を積極的に取り上げ独自の演奏活動を行っている。一方我が国を代表するオペラ指揮者としての評価も高く、近くは、R.シュトラウス「アラベッラ」、ヴェルデイ「ドン・カルロ」などに加え、ブリテン「ヴェニスに死す」(日本初演)などで大きな成果を上げている。このたびの「軍人たち」はケルン放響(ロンドン)での演奏がレコード化されている得意の作品である。日本芸術院会員、びわ湖ホール芸術監督。

 

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森川栄子(Eiko Morikawa)[ソプラノ]

東京芸術大学大学院修了。ベルリンでA.ライマンに現代声楽曲を学ぶ。1994年ダルムシュタット現代音楽講習にてクラーニヒシュタイン音楽賞受賞。1996年ガウデアムス現代音楽コンクール総合2位、第65回日本音楽コンクール第1位。これまでに多数の現代作品をとりあげ、内外で高い評価を得ている。1998年にはミュンヘン・ビエンナーレで細川俊夫のオペラ「リアの物語」(世界初演)に出演。2000年3月には当楽団定期でラッヘンマン作曲オペラ「マッチ売りの少女」(日本初演)に出演する。

 

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東京芸術大学卒業、同大学院修了。第57回日本音楽コンクールで最高位、藤沢賞を受賞。ウイーン国立大学大学院でドイツ・オペラ、歌曲を中心に学ぶ。1992年ミュンヘン国際音楽コンクールで最高位を獲得し、その後ドイツ、スイス各地のオーケストラの演奏会や音楽祭に招かれ好評を博す。1995年デイプロマ修了。日本へも毎年帰国し、オペラやコンサートに出演。最近では「ルイーザ・ミラー」、「ドン・カルロ」(日本初演)や「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル役での出演等で話題を呼んだ。ウィーン在住。二期会会員。

 

 

 

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