第11回瀬戸内ローズカップ「'98日本グランプリパワーボートレース大会」が、本県有数の観光地の一つであります福山市の箕沖を会場に、今年も盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。
本大会も、今年で11回目を迎え、初夏の瀬戸内を彩るイベントとして定着してまいりました。これもひとえに、広島県マリンスポーツ連盟、財団法人マリンスポーツ財団をはじとする関係者の方々の御努力の賜物と深く敬意と感謝の意を表します。
本県では、本年7月19日から8月2日までの15日間、海への関心を高め、理解を深めるため「海の祭典」を開催することとしており、瀬戸内海沿岸各地で様々なイベントを予定しております。また、平成11年には瀬戸内しまなみ海道が開通し、風光明媚な瀬戸内海を舞台にした多彩なイベントを通じて新たな交流が始まるものと期待しております。
こうした中で、この大会が継続して開催され、瀬戸内海観光レジャーの大型イベントとして発展されますことを願っております。終わりに、参加される選手の皆様の安全と御健闘を祈念しまして、ごあいさつといたします。
「第11回瀬戸内ローズカップ'98日本グランプリパワーボートレース」が、本県の福山市箕沖で開催されますことは地元関係者として誠に喜びに堪えません。
私は、重点政策の一つとして観光開発とそれに伴う調和のとれた地域整備の推進等を掲げておりますが、特に福山市朝の浦から沼隈郡沼隈町の一帯にかけてを瀬戸内海観光の中心基地にするべくあらゆる方面から力を入れております。
本大会が、私の施策を推進するに当たり、大変意義深く、備後南部の観光開発に対し多大の貢献をしてもらえるものと確信しておるところでございます。
最後に本大会がマリンウォーターの華として、ご盛会のうちにとどこおりなく運ばれますことを祈念し、あわせて大会関係者の皆様のご尽力に対し深甚なる敬意を表しますとともに、出場される選手の皆様の安全とご健闘をお祈りしてご挨拶とさせて戴きます。