(6) 医療機関との協定文書例
洋上救急業務の協力に関する協定
○○病院(以下「甲」という。)と社団法人日本水難救済会(以下「乙」という。)は、海上保安庁の巡視船艇・航空機等により行う洋上救急業務に関し、次のとおり協定する。
(相互協力)
第1条 甲と乙は、海上保安庁の巡視船艇・航空機等により行う洋上救急業務が円滑に行われるよう、相互に緊密に協力するものとする。
(医師等の派遣)
第2条 医療通信等により医師の派遣が必要と認められるとき、当該船主及び海上保安庁の意向を受け、乙が甲に対し、洋上救急医療のため医師及び看護婦等(以下「医師等」という。)の派遣を要請した場合、甲は可能な限り適任者を選択し派遣するものとする。
(出動協力費)
第3条 第2条の規定にもとづき医師等の派遣が行われた場合、乙は、甲又はその指定する者に、別紙1に定めた出動協力費を支払うものとする。
(医師等の訓練)
第4条 甲は、乙の企画する洋上救急慣熟訓練に医師等を参加させ、積極的に協力するものとする。
(訓練奨励費)
第5条 乙は、前条の規定にもとづき、洋上救急慣熟訓練に医師等の参加があった場合、乙は、甲又はその指定する者に、別紙2に定めた訓練奨励費を支払うものとする。
(医師等の保険)
第6条 乙は、本協定にもとづき医師等が行う活動に関し、別紙3に定めた保険に加入しておくものとする。
(その他)
第7条 本協定の運用に当たり、不明の点があった場合は、両者協議するものとする。