ニ. 訓練器材の調達及び会場の設営
必要な器材を調達しておき、また訓練会場を予め準備して訓練実施の円滑を図ること。
(8) 訓練の実施
原則として次により実施する。
イ. 基礎訓練
集合点検
所員を所定の場所に整列させ、人員点検を行い、その後集団による基本動作の訓練を行う。
ロ. 機器点検
救難機器を所定の場所に集め、整備・作動の状況を点検する。
ハ. 機器操法
救難機器の取扱い及び操法について、所員をして交替実施させ各所員が習熟するよう努める。
ニ. 応急手当法
講師の指導を得て、所員各自が、訓練用人形(レコーディングレサシアン)を使用し、心肺蘇生法の実習を行い、確実に体得させること。
ホ. 応用訓練
出来るだけ実際に即した方法によって演練する。
ヘ. 研究会
実施した訓練について、その内容・実施方法及び救助方法・救助技術並びに企画の改善等全般についての討論研究を行う。
なお、研究会の結果は、つとめて報告書の「所見」等に記載すること。
(9) 報告要領等
イ. 訓練実施者(地方組織又は支部、救難所の長、以下同じ)は訓練終了後、所定の訓練実施報告書及び使用経費明細書綴りを作成し、所属する地方組織又は支部等の長あてに送付すること。