シンポ 23 癌とともに生きる ─癌告知はいかにあるべきか─
1 共催者 北海道医学会
2 開催日時 平成10年11月28日(土) 13:00〜15:00
3 開催会場 札幌市 北海道大学交流財団
4 入場者数 103名
5 プログラム
司会 加藤 紘之 澤田 賢一
シンポジスト
医師の立場から 秋田 弘俊
看護婦の立場から 奥 直子
家族の立場から 守内 順子
医学生の立場から 高瀬 美緒
看護学生の立場から 明瀬 雅子
講話 「癌にかかった医者の選択」
日本赤十字看護大学 竹中 文良
6 内容等
癌をめぐる問題は、医療関係者のみならず、各家庭にとって極めて重要な課題である。我が国の医師・患者関係はともすればパターナリズムに代表されるごとく「医師にすべてをまかせる」風潮が強かった。
しかし、人生の生と死を見つめる時間が比較的長く、家族単位の疾患ととらえられる「癌」の告知については、医師・市民ともにこれを正面から受けとめ、これに対応しようという動きが強まりつつある。本シンポジウムは市民参加型式で、この課題に取り組んだ。