シンポ 14 安全な鶏肉・鶏卵の生産と衛生対策
1 共催者 鶏病研究会
2 開催日時 平成10年11月6日(土) 9:30〜15:30
3 開催会場 熊本市産業文化会館
4 入場者数 312名
5 プログラム
会長挨拶 鶏病研究会熊本県支部長 宮元 宣明
理事長挨拶 鶏病研究会理事長 佐藤 静夫
採卵養鶏場におけるサルモネラ調査成績とサルモネラ陽性農場での清浄化対策
青木 直人 (愛知県加茂家畜保健衛生所)
採卵養鶏場におけるサルモネラ防除の一方策
黨 征志郎 (福岡県筑後家畜保健衛生所)
ウインドウレス鶏舎におけるサルモネラ検査の採材法と消毒法の検討
窪田 英俊 (神奈川県東部家畜保健衛生所)
食鳥処理場由来サルモネラのパルスフイールドゲル電気泳動法を用いた疫学解析
平野 孝昭 (熊本食肉衛生検査所)
食中毒予防のための生産から消費までの衛生対策
岡本 嘉六 (鹿児島大学獣医公衆衛生学教室)
総括討議
平成11年度開催県挨拶 秋田県支部長 牧 富男
閉会の辞 鶏病研究会副理事長 吉田 勲
6 内容等
近年、食品の安全性に関する世界的な関心の高まりの中でアメリカをはじめ先進諸国では、農畜産物についても「農場から食卓」までをスローガンにHACCP方式の導入による衛生対策の強化が図られており、特に養鶏産業界においては鶏卵・鶏肉のサルモネラ等食中毒菌汚染の実状を把握し、その防除対策を確立することが緊急の課題とされています。このような状況から今回は生産農場や食鳥処理場におけるサルモネラなど食中毒薗の汚染状況に関する調査成績、検査法の改善、ならびに汚染防除方法などについて別紙の通り研修会を開催した。
全国から多くの参加を得、活発な討議が持たれ意義深い研修会であった。