ロ 調査船
調査船団は、次の6隻で構成されている。
また、調査船団は、次のような多くの新型装置を用いた測定を行う。
位置測定・・・衛星測位システム
調査・・・垂直及びマルチビーム型音響測深機、サイド・スキャンソナー、水位計
海洋学的計測・・・流速計、CTDプローブ、曳航型プロファイラ
海洋地球物理学的計測・・・磁力計、サブボトム・プロファイラ、重力計、柱状採泥器
(5) 職員の養成・教育機関
SHOMの技術職員の構成と養成状況等は、次のとおり。
・軍事エンジニア・・・経営及び先進の研究活動を行う。
ほとんどが、工業技術大学(Ecole polytechnique)卒業後に採用、パリの国立上級技術大学(Ecole nationale superieure de techniques avancees:ENSTA)での訓練を経験
・軍事デザイン及び技術エンジニア・・・種々のSHOM業務分野における経営と研究についての責任を負う。
ブレストの国立軍事デザイン/技術エンジニア大学(Ecole nationale superieure des ingeniurs des etudes et techniques:ENSIETA)での訓練を経験
・契約民間エンジニア・・・通常は総合大学又は上級科学大学(グランデコール)での訓練を受けており、多くの海洋学及び地球物理学的分野における専門家
・設計及び生産エンジニア・・・SHOMの科学・技術及び生産業務の準備、指示及び管理を行う。
国防省の文官で、Aレベルを取得後最低4年を経て、外部又は省内の試験を受けて採用
・設計及び生産担当上級技術者・・・陸上でのデータ処理担当
国防省の文官で
・外部試験(Aレベル取得後2年間)、
・ブレストの技術訓練校(Ecole technique normale:ETN)を通して、
・又は、内部試験
により採用
・水路測量担当海軍下士官・・・海上での調査又は研究部門でエンジニアの手伝い
・海軍下士官学校(Petty Officer School:maistranciers)の卒業者
・又は長期勤務の下士官
から採用され、EPSHOM水路学校(EPSHOM Hydrographer School)の2年間の訓練を受ける。
・熟練作業員・・・サービス職員であり、主にグラフィック部門で作業
採用試験はカテゴリCに属す。