(3) SHOMの事業と成果刊行
イ 調査
第二次大戦終了後、音響による測深は絶え間なく進歩した。
・音響測深儀
・曳航式サイドスキャン・ソナー
・マルチビーム型音響測深機
・航空機又は衛星からのアクティブ(レーダー、レーザー)又はパッシブ(空中線写真、放射測定)型リモート・センシング
海底地形調査は、当初は潜在的な危険性を検出し、航行の安全を守るために行われていた。特定の軍事的な要求のほかに、沿岸及び環境を管理し、又は天然資源を開発する等の応用も考えられる。
SHOMの調査は、フランス沿岸海域の組織的な探査を継続的に行うために、一年毎に計画される。これは、国際間で取り決めた方式に従うと共に、資源が許す範囲内で軍事又は民間利用者からの要求を満足させることが目的である。