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2] ブロック会議

全支部を全国17ブロックに区切り、ブロック単位での会議を開催する。

開催時期は年度後半とし、ブロック内各支部の活動目標、活動状況及び結果の評価・検討及び活動手法の検討並びに研修等を実施する。

3] 推進員講習会

推進員の活動をより円滑に実施するために、推進員が最新の環境関係法令等を理解し、積極的に啓発活動を行えるようにすると同時に、推進員の資質の向上を図るため、専門的な知識を有する管区海上保安本部の海上環境担当職員を講師とする「推進員講習会」を開催する。

推進員講習会は、前記推進員連絡会議に併せて開催し、年間約40支部で行う。

 

2. 海洋環境保全活動の推進

(1) 実施の場所

海洋汚染発生件数の多い東京湾、伊勢湾、大阪湾、瀬戸内海東部及び西部の5地区(以下「特定5地区」という。)並びに北海道、東北、舞鶴、新潟、南九州及び沖縄の6地区(以下「特定地区外6地区」という。)において、推進員は各自の地域に密着した啓発活動を行う。

 

(2) 実施の方法

推進員は、各地域で一般市民を対象に広報活動、周知・啓発資料の配布を行うとともに環境保全関連行事、地域ボランティア活動等に積極的に参加し、地域に密着した活発な啓発活動を行う。

特に、6月1日から30日までの1か月間(環境月間)と、11月1日から7日までの1週間(海洋環境保全推進週間)に、幅広い啓発運動として「海洋環境保全推進運動」を実施する。

具体的な活動として、海洋環境保全ポスターの掲示、パンフレットの配布、行事に際して海洋環境保全コーナーを設置して広報用パネルの展示及びビデオの放映などを行うほか、海洋汚染を発見した場合には、海上保安官署へ通報し、除去作業など必要な措置の実施に協力する。

なお、平成10年度は、海上保安庁音楽隊の派遣(広島・門司・新潟)を受け、演奏会を開催して地域の活動を応援する。

 

 

 

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