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埋蔵文化財センター見学会

 

日時 平成10年8月24日(月) 午後1時00分〜2時00分

場所 大阪府富田林市教育委員会 埋蔵文化財センター

協力 富田林市教育委員会文化財保護課

参加者 小中学生3名

富田林第一中学校内の空き校舎を利用し、富田林の埋蔵文化財の調査・研究を行う埋蔵文化財センターを見学しました。

 

出土した遺物はどうなる?

1] 洗浄

発掘現場で出土した遺物はすべて埋蔵文化財センターへ運び込まれて水洗いされる、傷をつけないように泥を取り除く。

2] 注記・接合

遺物に出土地を書き込む作業が注記。略号を使う。

壊れた遺物をひっつけていく作業が接合。

3] 復元

接合されたものをさらに補強したり、元の姿に再現するために石膏を使って足りない部分を埋めていく。

4] 実測

遺物を正確に図面に写し取る。この作業を行いながら遺物を詳しく観察し、制作方法・時期や特徴を分析する。

 

アプローチ

市の教育委員会には文化財に関する情報がたくさんあり、歴史学習の題材を提供してくれるはずです。史跡探索コースなどのパンフレットも置いてあります。情報が集まれば、特定の時代・人物に焦点をあてた学習ツアーを組んだりも出来ると思います。

 

 

 

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