歴史学習会
遺跡発掘現場見学会
日時 平成10年5月13日(水) 午後4時40分〜5時30分
場所 大阪府富田林市緑が丘 新堂廃寺発掘現場
協力 富田林市教育委員会
参加者 小中学生8名 サポーター1名
新堂廃寺(仮称)
新堂廃寺は大阪府下で四天王寺と肩を並べる飛鳥時代の寺院で、1960年に行われた発掘調査で飛鳥時代〜鎌倉時代の瓦が見つかりました。現在府営住宅の建て替え工事に伴い、発掘調査が行われています。
現場には当時の寺院の屋根瓦がゴロゴロところがっていました。また、土の色の違いにより、溝の跡がはっきっとわかりました。この土の色・性質や、屋根瓦の焼き方・文様から、建物の種類や配置・規模、時代などを推測していくそうです。
新堂廃寺は、正式名称や創建した人物など不明な点が多いのですが、今後さらに数年間調査が行われるとのことで、多くの謎も次第に明らかになっていくでしょう。