(2) 地層のようす
1] つぶの大き……地層をつくる1つの層は同じ大きさのつぶからできている。
2] 地層のできる順序……ふつう下から順に積もるので、上にいくほど新しい時代の地層である。
3] 地層の広がり……地層は実際には、ずっと広く、おくの方まで長く続いている。地層によっては、だんだんうすくなって、やがてなくなってしまうものもある。
(3) 地層と化石
1] 地層の中から、貝がらや木の葉のあとなどが見つかることがある。これらは化石(かせき)といい、大昔の生物のからだや、すんでいたあとが残ったものである。
2] 示相化石(しそうかせき)……地層がたい積した当時の気候やその場所の環境(かんきょう)を知るのに役立つ化石。
・ サンゴ…あたたかくてきれいな浅い海
・ ハマグリやアサリ…浅い海
・ シジミ…河口近くや湖
・ 木の葉…気候
3] 示準化石(しじゅんかせき)……地層がたい積した時代を知るのに役立つ化石。
・ 三葉虫(さんようちゅう)…古生代
・ アンモナイト…中生代
・ キョウリュウ…中生代
・ マンモス…新生代