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<成果と課題>

 

● 北海道は「福祉の街条令」に取り組んでいる。この流れは全国的なものであるが、障害者の人々の多くは、「当事者である障害者の声を取り入れない。」と語っている。

札幌で初めての事業は、その意味で、「障害者の立場から地域環境」を小学生に擬似体験してもらった。将来的には、障害者の方々に参加していただくことも検討している。

● 参加した子供たちは、人通りの多い地下街・地下鉄・デパートを実際に体験することにより、様々な発見をしている。同時に参加された保護者にとっても、多くの事柄を考えさせられた事業であった。

明日の社会の担い手である子供たちに、地域の環境のことを考えてもらうのは大切なことである。

高齢化社会を迎えるにあたって、子供たちの多くが、「車椅子にやさしい街は、みんなにもやさしい。」と感じてもらいたい。

● 車椅子を中心とした事業は、多人数の参加が困難である。来年度以降の事業計画は検討中である。「事業規模の拡大=多くの参加者」という方向性も考えられるが、当面は、急速な拡大化でなく、密度を高める方向で取り組みたい。

● 予想してなかった成果として、「小学生と高校生の交流」があげられる。核家族化・小子化の進行のため、最近の子供たちは、「異世代交流の機会」が、失われてきている。今後の事業では、「様々な世代の参加・交流」を求めていくことが重要であろうと考えられる。

 

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