MD-9M、MD-14M
各クランク室が隔壁で分割された、中・低速機関に適しています。
MD-3Mにロータリーバルブを追加した構造になっています。各クランク室から吸い込まれたオイルミストはロータリーバルブによって、順次光電管に導かれ、そのクランク室(ロータリーバルブインジケータNo.)のミスト濃度をバーグラフLEDに表示します。MD-9M、MD-14Mではファイナルアラームになればロータリーバルブはその位置で停止し、ロータリーバルブインジケータによって異常が発生したクランク室No.を確認することができます。
なお、MD-9M、MD-14MではポートNo.の設定により、ロータリーバルブは使用しないポートを自動的に飛び越し制御します。