日本財団 図書館


6. 装置

6.1 外部露出試験機

連邦規格141a、方法6152に基づいて、あるいは8.2に述べる実際の露出のもとで十分使用できる装置。

6.2 引張試験機(削除)

6.3 メッシュバスケット

サンプルの大きさと油で飽和したときの重量(150cm3、少なくとも4〜10gの重量)に対応できる十分なサイズと強度を持っていること。

蓋の邪魔にならない高さとすること。

 

注:メッシュサイズは吸着材を保持でき、吸着材から油が切れる。

 

6.4 シェーカー台

周波数は20〜240サイクル/分で、また、振幅は1〜4cmの範囲で可変できること。

 

6.5 連続読取式バネ計り

タイプIII型(ピロー型、ブーム型)及びタイプIV型(スネアー)の吸着材用。

目盛りが115g毎で、3回転で最大68kgまで測定可能なもの、または、これと同等のもの。

 

6.6 上皿てんびん

測定限界10mg。測定限界10mgのMettler P1200てんびんまたは、それと同等品。

 

7. 試験条件

7.1 試験前の24時間以上にわたり、テスト試料は23±4℃、相対湿度70±20%とし、周囲と平衡していくプロセスを妨げる覆いや包装を外し、試料を完全出させる。

7.2 室温以外の温度条件が重要と考えられる場合には、7.1に定めた温度の他に、希望温度で条件設定と試験を行う。

 

8. 保管性能テスト

8.1 保管容積量(密度)

吸着材試料の密度は、通常、購入者に届けられるパッケージに入っている容積に対する重量によって計算される。

 

8.2 カビの発生

通常の保管状態でのカビに対する吸着材の感受性(吸着材にカビが発生する可能性)は、軍用仕様書MIL-631D、3.5.7に定められている。この試験の目的はカビが発生する条件下での予想貯蔵寿命を測定することである。

旧8.2 戸外での暴露試験(削除)

旧8.2.1 タイプIの戸外露出試験(削除)

旧8.2.2 タイプIIの戸外露出試験(削除)

旧8.3 高湿度試験(削除)

旧8.3.1 タイプIの高湿度(相対湿度90〜100%)試験(削除)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION