2 性能調査
(1) 試験方法
試験は、3,000cStのC重油を試験油として、II-2-2で調整したMDPC法(ただし、振とう時間を20分としたもの)によって行うこととした。また、基本的なものについては、参考として別々添加の方法によっても試験を実施した。
(2) 試験結果
1) 基本性能
基本性能の試験結果は、表2-3-2及び図2-3-1のとおりであり、両親媒性溶剤の含有量を5パーセント程度に変化させただけでは、分散率に大きな違いは見られていない。ここでは、昨年度のS-5(1)及びS-7(1)を、改めてS-5又はS-7とし、今年度新たに試作したものを、それぞれS-5'、S-5''、S-7'又はS-7''として記述した。