4] バスケットの中央に試験片を水平に置き、試験片が自由に浮くような深さまでバスケットを試験油の容器内に下げる。
5] 15分後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをする。
6] 油切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸油された油の正味重量を求める。
7] 計測終了後、再度バスケットを試験油の容器内に戻す。
8] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをし、6]のとおり吸油された油の正味重量を求める。
9] 8]の重量計測後、供試体を鋭利な刃物で切断し、吸油の状況、未吸着の部分の容積等を観察(写真撮影を含む。)し記録する。
10] 上記試験は3回行い、平均値を求める。
4) ブーム型
1] 供試体は原則として市販されている状態のものを使用するが、試験容器に入らない場合は吸着材の充填密度が変化しないよう直径以上の長さに、かつ慎重に切断し、その旨を記録すること。
なお、切断部分は可能な限り市販状態となるよう処置すること。
2] 供試体の重量を測定する。
3] 油切りが適切に行われるような網目のバスケットを容器の中の試験油に浸し、引き上げた後、30秒間油切りさせ、バスケットの重量を測定する。
4] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを試験油の容器内に下げる。
5] 15分後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをする。
6] 油切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸油された油の正味重量を求める。
7] 計測終了後、再度バスケットを試験油の容器内に戻す。
8] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをし、6]のとおり吸油された油の正味重量を求める。
9] 8]の重量計測後、供試体を鋭利な刃物で切断し、吸油の状況、未吸着の部分の容積等を観察(写真撮影を含む。)し記録する。
10] 上記試験は3回行い、平均値を求める。
5) その他の型(この型のみ供試油にムース化油(温度は室温)を加える。)
1] 供試体は市販されている状態のものを使用する。
2] 供試体の重量を測定する。
3] 油切りが適切に行われるような網目のバスケットを試験油の中に浸し、30秒間油切りさせたあと、バスケットの重量を測定する。
4] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを試験油の容器内に下げる。