8.私たちの東京港
わたしたちは、「よりしあわせな生活」とともに、「より豊(ゆた)かな心」で毎日を送りたいという願い(ねが)いをもっています。東京都はこのようなわたしたちの願いの実現(じつげん)のために、東京港の再開発(さいかいはつ)を計画し、すでにその仕事を進めています。
(1)臨海副都心(りんかいふくとしん)(レインボータウン)
448ヘクタールに(東京ドームの約95倍)の、東京で海に面した、ただ一つの副都心です。豊かな緑と水辺を生かした環境(かんきょう)のなかで人々が生き生きと住み、働ける国際都市をつくろうとするものです。
都心部と副都心とは、新交通(しんこうつう)ゆりかもめ、臨海高速鉄道(りんかいこうそくてつどう)、海上バス、都バスなどで結ばれています。
(2)レインボーブリッジ
東京港のシンボルとして平成5年に完成し、都心部と臨海副都心を結んでいます。橋は上下に分かれていて、上部が首都高速道路、下部は一般道路と中央にゆりかもめ専用軌道(きどう)、一番外側には歩いて橋を渡れる遊歩道(ゆうほどう)があります。
また橋げた部分(アンカレイジ)には、展望室もあります。
▲レインボーブリッジ全景(撮影 熊切圭介)