4.5 船舶運航に関連するデータベースの所在等
4.5.1 アンケート調査の概要
(1) 調査の目的
「情報システム調査検討委員会」では、船舶の安全運航に寄与することを目的に、船舶の運航に必要な技術情報を中心にした、総合的な情報管理・支援システムの在り方について調査検討を行ってきたが、その一環として、将来本調査の目的にある「総合的な情報管理・支援システム」が構築された場合に備えて、「船舶運航に関連する海事情報全般の精査、並びにデータベースとしての有効活用のあり方に関する調査研究」と題して具体的な調査を実施することとなり、船舶運航に関連するデータベースの所在、種類、メディア、利用方法等についてアンケート方式による調査を実施した。
(2) 調査期間
平成10年7月〜10月
(3) 調査対象及び回答数
海事に関係する大学、企業、団体等50箇所に調査票を送付した。
(送付先、送付数及び回答数等は下記の通り)

(4) 調査方法
郵送によるアンケート調査
(5) 調査内容
調査の範囲を船舶の運航を中心とした「海事に関する技術とその周辺情報」とし、
1] 保有するインハウスデータベースの名称及び内容
2] 現在公開している、または公開予定のインハウスデータベースの利用条件
3] 現在利用している、または利用希望のあるデータベースの分野及び内容
等について調査を行うことにして、営業活動及び資金等に関することは調査の対象外とし、また、データベースの定義としては「コンピュータが読みうる整理されたデータの集合」とし印刷物は対象外とした。