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・ フルバックアップのデータに戻す。

・ 差分バックアップを反映する。

・ 差分バックアップから障害発生までのログデータをデータベースに反映する。

アプリケーション異常終了時のデータベース・リカバリー手順

アプリケーションでデータベースを更新中に障害が発生した場合には、以下の手順でリカバリーを行う。

・ 処理が開始されてから、障害が発生するまでのログデータを逆に読み取り、更新を元に戻していく。(ロールバック)

多量のデータ更新を行う処理の場合、障害発生から回復するまでに多くの時間を要する場合がある。このような処理の場合は、プログラム上のテクニックとして、コミットという命令を発行する。コミットは、データベースの一連の更新命令が正常に行われ、データベース間で齟齬が発生しないと思われるタイミングで発行する。障害が発生した場合は、通常このコミット点までロールバック(ログにより逆回復処理)するだけで、データベースの回復が完了する。

 

参考文献

・ 第一種共通テキスト5 データベース

財団法人 日本情報処理開発協会 中央情報教育研究所

・ 合格情報処理8月号第2付録 情報システム用語辞典(五十音順 1998年度版)

学習研究杜

・ FMVではじめるマルチメディア作成入門

田中 康介 木下 誠之 著

富士通ブックス

・ Microsoft Access V2.0 Access入門(マニュアル)

マイクロソフト株式会社発行

・ Microsoft Access 97 オンラインヘルプマニュアル

・ 情報システムハンドブック'98

日経BP社

 

 

 

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