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フィールドテスト(試用)、購入後のフォローアップなどを行っており、こういう活動も含めた価格設定となっている。仮に、直販による低価格商品が実現したとしても、商品に付随する機能・サービスを期待されても、メーカーでは対応できない。日造協本部で、個々の現場環境にまで、きちんと目配りができるとは思えないので、メーカーとしては単純な「売り切り」行為はできない。

・ なお、弊社の商品紹介につながる情報提供には積極的に協力したい。先のマスクの例のように、見た目(写真)と価格だけで判断されると困るので、利用環境に応じた商品選択の重要性を、きちんと説明して頂けるような方法をとってもらえると良い。

D保護具メーカー 

・ 当社のホームページは本年2月1日より公開する予定である。当社の商品カタログの紹介やリンク設定は問題がない。当社商品の情報提供については、日造協に積極的に協力したい。

・ 当社は製造専業であり直販はしていないので、原則として、注文は受けられない。今のところ、注文・問い合わせに対しては、地域販売社・代理店を紹介する形をとることになるだろう。

・ 具体的な掲載条件や取引条件が詰まって来た段階で、営業面や技術面の詳細について相談・打ち合わせをしたい。

 

3] 提供サービスを行ううえでの留意点

・ 製品情報の提供に関しては、メーカー・販社の協力はすぐにでも得られそうなので、協力依頼先の選定と具体的な依頼内容(画面レイアウト、必要掲載項目、授受方法、情報提供頻度など)について早急に詰めること。

 

4] 今後の検討課題

・ 副資材・工具・安全衛生保護具の購入時の製品比較・検討、あるいは取引条件の交渉資料として役立てられるように、会員組合・所属企業を対象した実取引価格・取引条件を把握するための実態、並びに共同購入参加意向、参加の条件・障害などについての調査の実施を検討する。

・ 今回のヒアリングでは、メーカー直販による値引きや特典交渉は困難であることが判明したため、地域・地区別の販売代理店を対象とした共同購入による値引き・特典についての今後の可能性について、販売代理店に打診する。

・ また、「新技術・新製品情報提供コーナー」自体をメーカー・販社向けの有料広告スペースとすることの受容性について、メーカー・販社に打診する。

 

 

 

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