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(11. 有害物)

 

31. ファン用途を明確に

 

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修繕船機関室のボイラー内チューブ溶接部の検査を受ける前工程として、ボイラー内に入ってカラーチェック作業をしていた。同ボイラー検査のため上部開口部に設置していた換気ファンを誰かが一時停止したため、噴霧式カラー溶剤の蒸気を吸い込んで急にめまいを覚えた。

 

対策

1. 内部でカラーチェック検査時あるいは作業時には換気用ファンに「内部作業中・日時・ファンの停止、移動の禁止」等を記入した標示板を付け関係者に周知する。

2. それらのことは、連絡・調整会議時にその旨文書等で連絡し、その徹底を図る。

3. 有機ガス用防毒マスクを使用する。

 

 

 

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