5.1.1 平板ブロック:Flat Panel Block
演習題:-
このDK.板付きで、カーリング部材:F8,F9,F10の取付度が異なるのはなぜか。
[解] 部材は傾斜して配置され、端部はクリップである。配置の傾斜が変わり、端部取合いの相互の板厚面を合わせるには、取付度を変えねばならない。
5.1.6 曲りブロック仕上マーキン
演習題:-
曲りブロックの仕上マーキン定規で、定盤基準と中央フレーム基準では、どのような形態上の差違が生ずるか?
[イ?]
長さ定規の差:-
トランスフレーム線などの当たり位置は、定盤基準では一定方向に流れて広がるが、隣線と重なるほどにはならない。中央フレーム基準では両方向に狭い範囲で流れ、区分に注意を要する。所要定規長さは、定盤基準>中央フレーム基準。
幅定規の差:-
長さ定規の差の逆となる。
ロンジ線などの当たり位置は、中央フレーム基準の場合には隣線と重なるほど流れ、色分けとか、基線位置も適当に流すとかの工夫をすることが必要になる。
5.2.4 小骨FB:Stiffener FB onweb
演習題:-
[図5-2-9 FB一品寸法図]で、上の75×9FBの2種を見ると、モノは全く同じである。分けた理由は、どう推測するか?
[イ?]
1.これらの船殻範囲には共通部品の方針がない。
2.一品寸法図は、部品名区分であり、内容は同じでも兼用しない。いずれ自動作表である。
3.部材処理の結果として、たまたま同じとなった。
4.定規作成なら、最初から兼用となるものである。