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寸法表の読み方と定規作成の手順は次の通り:-

●表は定規作成に適する様式で、幅定規用と長さ定規用と2種ある。

タイトル:(幅 寸法) 正規 フレーム =幅 定規用

(長さ 寸法) 正規 フレーム =長さ定規用

項目:(ライン名)=マーキンする線の記号

(定例項目)

L.KISEN=横(ロンジ 方向)基線。

L.KOSHI=横基準格子

T.KISEN=縦(トランス方向)基線。

T.KOSHI=縦基準格子

B.TAN=Bottom TANgency,

S.TAN=Side TANgency

E.KISEN=搭載用基線(WL,BLなどが用いられる)

(ブロック個別項目)

シーム線:(下から順に)S2,S3,S3-A, S4

ロンジ線:( 同 )LS,LCDC LCDB

バット線:(左から最初に)B38,(右終りに)B53

フレーム線:(左右端バットの間に左から)F39,F40,F41〜F51,F52

寸法:-9999=ナシ

(横方向)ブロック最左端=0、あと右に追寸法

(縦方向)ブロック最下端=0、あと上に追寸法

●各表の最大寸法を見て、定規材を選び、それぞれ巻き尺と並べて動かないようにし、それぞれの項目と位置を目盛る。

[注記:(長さ 寸法)表は、掲載の都合でカットしてある]

基準格子線は、組立定盤との対比確認用であるが、この場合は基線兼用なので、同一となっており、かつ押え位置なので同一寸法である。

●図面より、板逃・開先・部材名など所定の記事・記号を転記する。

 

101-1.gif

図5.1.19 曲りブロック仕上マーキン

 

 

 

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