●ブロック四周辺(シーム=2、バット=2、計4辺)のガース長さ:寸法は表の各辺の近傍にGL= …で表示。
●ブロック(縦横)基線長:寸法表には[図5.1.17 基線寸法]の内容が基線上に打出される。差越は、バットやシームが開先で仕上がっていると、端点が空間位置になるので、代換点として指定でき、この事例では50と表示されている。
●基線タスキ(外タスキは必須で、端点の筋交い直線長。中タス辛は補助で、縦基線中間のロンジ方向線交点に掛ける)長さ:寸法表では各タスキ上に打出してある(事例の中タスキ:上側のタスキ上の数値=0…はナシを意味し、下側のLCDCとはタスキを振ったロンジ方向線の名称)。
●対角タスキ(ブロック四つ角の筋交い)長さ:寸法表では[図5.1.18 対角タスキ寸法]の要領で、半ガースを夫々(括弧)内に、全弦長を右タスキ上に打出し。
●基線間角度:寸法表の中央右上の数値、90.1/はブロック曲面上の指示位置側基線交角、(90.8)掛は横基線と縦基線画となす同側空間角。
2)曲りブロック仕上マーキン
上記のブロック形状が全て確認されたら、[図5.1.19 曲りブロック仕上マーキン]の要領で、全て縦横基線を押さえて、マーキン位置出しをする。
位置出しは、ガース長さが累積寸法で目盛られた幅定規と長さ定規を作成して行う。
その作成を、これまでの例に掲げた同一ブロックでのラインプリンタ出力[表5.1.19′曲り外板ブロック板継仕上寸法表]で説明しよう。