この型を組立定盤上に立揃えて、空間に外板面を仮想できるようにし、それに合わせる適当な支持材を整備したものである。
5.1.4 曲りブロック板継仕上げ基準
まずは空間曲面に仕上げマーキン用の基準を設定する必要がある。
ここでもブロック全体を一枚の外板と見做して、基線展開と同じように、ブロック長さのほぼ中間にあるフレームを選んで、これを中央フレームとし、正面線図でその弦(上下端点を結ぶ直線)の中央に垂線を立てる。
この操作を空間的に見れば、中央フレーム面と、それに直交する面を設定したことを意味する。
[図5.1.8 中央フレーム基準マーキン]に、その様子を示す。