【基準】
第4条 事業場の管理体制
事業者は、従業員の安全と健康を確保するため適正な作業環境を形成するとともに周辺の環境保全と公害防止のための総合的で計画的に安全衛生・環境衛生等の対策を推進することのできる管理責任体制を組織し運営しなければならない。
【解説】
第4条 事業場の管理体制
事業者は、その事業活動において守るべき労働条件の基準としての労働基準法、労働災害の防止のための労働安全衛生法関係法令などを守るだけでなく、FRP原材料等の使用に基づく火災等の防止及び周辺環境の保全と環境公害防止のために、日々改善に努める責務がある。
したがって、事業場においては従業員の健康と周辺環境の保全のために、総合的で計画的な対策を推進する組織及び管理体制を組み、労働災害、火災や公害の防止に努めなければならない。
本基準では、事業場の規模に合わせ、責任体制の明確化と社内規定化について下記の管理体制の織図を作成し、運営する事を推奨する。