日本財団 図書館


4.2 今後の課題

本調査研究の課程あるいは結果から、今後の課題については次の通り。

・ 収録装置本体の小型化

中・小型船舶に搭載するには寸法的に大き過ぎる。

小型・軽量にするには専用CPU装置の製作、更に電線入力端子の選択・配置を再考する必要がある。

・ データ処理・解析の操作の更なる簡略化

データ処理・解析には市販の表計算ソフト、データベースソフトを使用し、パソコンの操作については、これらのソフトが有するマクロ命令などにより簡略化したが、更に別ソフトを使用するなどして更に簡略化し使用勝手を高める必要がある。

・ パソコンによる設定ユニットの代替

本調査研究では専用の設定ユニットを設けたが、データ処理・解析用ノートパソコンを利用し、収録装置と通信線(RS232Cなど)でコネクタ接続することにより、このパソコンから各種の設定を可能にし、また収録中のデータを画面に表示出来るようにすべきである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION