2.6 データ処理・解析用プログラムソフトの作製と動作確認
上記2.5により収録したデータはメモリーカードに記憶されているが、これをノート型パソコンに挿入し、収録したデータを読み込み、市販の表計算ソフト、データベースソフトを使用し解析を行った。
3. 研究結果
3.1 振動試験
収録装置に搭載したハードディスクの振動に対する耐性傾向を主として調査するため、日本工業規格「舶用自動化機器環境検査通則」JIS F 0807に準拠して振動試験を行ったが、試験中および試験後においても収録動作に異常は認められなかった。
3.2 実機との組み合わせ動作とデータ処理・解析
収録したデータはメモリカードに記憶される。このメモリカードをパソコンに挿入し、収録されたデータの処理・解析を行った。結果についてはすべてパソコン画面上に表示されることとなる。
1)データ表示
収録周期毎にセンサーより採取したデータを一覧表示する。
実機と組み合わせ収録したデータをパソコン画面に表示させ、プリントアウトしたものを図3に示す。