輸入は、総額で11.9%減と11カ月連続の減少。国際市況の下落で原油・粗油が同40.6%の大幅減となったほか、アルミ・同合金も42.2%減。内需低迷を映し、アジアからの衣類・同付属品などの輸入も減少。
これらの状況(金額ベースの落ち込み)を加味すると、今回の調査対象ASEAN三カ国、即ち、インドネシア、マレーシア、タイの諸国の輸出入海上貿易の落ち込みは輸出で10%程度の落ち込みで、輸入は30%弱の落ち込みで推移していると見ることができる。台湾に関しては、我が国と同じような推移にあると見られよう。