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ラオスの各県とCua lo港との距離は以下の通りです。

* 国道7号線: Phonsavan(シエンクアン)から377km。

ビエンチャンから376km。

* 国道8号線: Paksan(Boikhamsay)から237km。

ビエンチャンから140km。

政府に提出される予定の海港整備マスタープランでは、Cua lo港に投資を行ない、載貨重量10,000トンの船舶が寄港できるよう改良・拡張することになっています。その結果、年間の取り扱い能力は2000年までに140〜200万トンへ、2010年までに290〜350万トンへ引上げられることになります。

 

国道7号線

国道7号線はDien Chau(424Km地点における国道1号線との交差地点)を起点とし、ナムカン(ヴィエトナム・ラオス国境地点)を経て、ラオスの国道7号線に接続します。国道7号線のヴィエトナム領土内の距離は225kmです。

国道7号線は、幅員が3.5〜7.0m、路盤の幅員が6〜10mで、道路の等級は5級です。舗装はアスファルト骨材72%、残りが細粒骨材です。

計画によれば、国道7号線は改修・改良し、現在から2010年までの間道路の等級を3ないし4級に格上げすることになっています。

 

国道8号線

Bai vot(ビン市の南19km、国道1号線との交差地点)を起点とし、Keonua(ヴィエトナムラオス国境)を経た後、ビエンチャンに至るラオス国道8号線と13号線に接続し、タケクに至るラオス国道8B号線に接続します。国道8号線のヴィエトナム領土内の距離は85.3kmで、アスファルト・コンクリートで舗装されています。舗装状態は比較的よく、幅員は6〜16m、路盤の幅員が8〜18mで、道路の等級は最高で4級です。

現在から2010年までの整備計画では、Bai vot─Pho chauの約36kmの区間は3級に格上げし二車線となります。他の区間は4級にする予定です。

 

 

 

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