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(b) 範囲

現在の作業計画項目を十分に考慮して、上記i)の下で作業項目がどのように認識されたかを検討し、CEFACT構造および作業グループ内でもっとも効率的、効果的に開発でき、主要な成果物とそのための作業計画項目のタイムスケールを詳細に識別する。これらは、最善の実務のための勧告、インターネット技術とのインターフェース、SIMPLメッセージとより効果的な取引と行政慣行とプロセス間の関係のための勧告を含むことが出来る

(2) 主要な成果物

CSGへの中間報告は、1998年8月末までに作成されるべきであり、最終報告は、1998年末までに作成される。これら報告は、またCEFACT総会と各作業グループに対しても利用できるものとする。

(3) メンバーの専門的機能

全作業グループにまたがる調整を確実にするために、当アドホックグループは、CSGメンバーによりリードされ、関心のある代表が、専門家を指名するよう要請される。BPAWG、CDWG、EWG、ITPWGといった常設作業グループは、代表を指名するよう要請される。当該グループの作業への電子的参加も奨励される。

(4) 地理的焦点

焦点は、グローバルである。

(5) タイムスケール

当アドホック作業グループは、最大12ケ月の期間で設立されるものである。

 

3.7 法律問題作業グループの作業計画

当「EDI制度手続特別委員会」は、本来貿易関係の伝統的なペーパーベース手続をEDI(電子データ交換)置き換えたときに、どのような制度、手続面の法律的な変更を要求されるかと言った問題を、国連の貿易手続簡易化作業部会の動きと軌を一つにしながら審議するために設立されたものである。

したがって、新しいCEFACT環境下においては「法律問題作業グループ」にもっとも近い性格を持っており、今後はこの作業グループの動きを注視しつつ、わが国の対応について検討を重ねる必要がある。このため、以下のページにCEFACT/LWGの作業計画を示し、われわれの特別委員会の今後の活動指針とするものである。

(以上 伊東 UN/CEFACTアジア地区担当ラポーター)

 

 

 

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