EWG(UN/EDIFACT作業グループ)は、従来の「合同ラポータチーム(JRT)会議」に相当するもので、他の常設作業グループ同様CEFACTより権限を大幅に委譲されている。組織的には、従来の形態を踏襲しているが、図5のように従来のJM(合同メッセージ開発グループ)やJTAGといったグループは、サブワーキンググループ(SWG)として位置付けられている。また、従来ESG(EDIFACTステアリンググループ)の責任の下で開発されていた、ディレクトリーもDPT(ディレクトリー作成チーム)、DAT(ディレクトリー監査チーム)を含めてこのEWGの中に取り込むこととなった。
3.6 各作業グループの使命と期待される成果物
3.6.1 業務プロセス分析作業グループ(BPAWG)
(1) 目的
(a) 目的
このグループの目的は、現在のビジネス・プロセスを分析し、CEFACTの使命や目的に対して逆のインパクトを与える制約を認識し、かつ、そのようなビジネス・プロセスに必要な変更を提案することである。