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図2.2.3 公開鍵暗号方式(1)

 

逆に、発信者側が公開鍵で情報を暗号化し、受信者が秘密のプライベート鍵で暗号を解読するケースでは、発信者は受信者以外には知られたくない情報を安全に送信する事ができる。例えば、消費者が買物をした時、クレジットカード番号をクレジットカード会社に通知するような場合、クレジット会社が公開している公開鍵を利用して情報を送信する場合などに使用される。また、前述の対称秘密鍵方式で、相手に当該秘密鍵を送りつけたいときに使用すれば、EDIで安全に鍵情報の交換ができることとなる。

 

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図2.2.4公開鍵暗号方式(2)

 

(3) EDIFACTセキュリティ

新たに開発された新EDIFACTシンタックス・ルールでは、EDIメッセージ・レベルでのセキュリティ機能が提供されている。EDIFACTセキュリティでは、『改竄防止』、『本人認証』、『否認防止』および『機密保持』すべての機能を実現するための構造ルールが定義されている。また、そのルールのなかでは、国際標準あるいはデファクト標準化されている『対称秘密鍵暗号方式』、『公開鍵暗号方式』および『ハッシュ関数』のほとんどのものが使用できる。

 

 

 

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