第一章 序論
I. 総論:流通性書類に関する調査･研究
1. UN/CEFACT/法律問題作業部会の作業計画
(1) はじめに
UN/CEFACT(United Nations Centre for Facilitation of Procedures and Practices for Administration, Commerce and Transport:行政、商業及び運輸に関する手続と実務簡易化センター)は、旧UN/ECE/WP.4(UN/ECE Working Party for Facilitation of International Trade Procedures:国連欧州経済委員会貿易手続簡易化作業部会)が発展的に改組され、1997年3月に発足したものである。
第4回UN/CEFACT総会は、1998年9月14〜15日にジュネーブ国連欧州本部において開催された、今回の会議は、WP.4からUN/CEFACTへの移行期間(18ケ月)の最終段階に当たり、WP.4傘下の専門家会議であったGE.2(手続と書類のための専門家会議、1997年9月会期で活動を終了)およびGE.1(データエレメントと自動データ交換のための専門家会議、1998年3月で活動を終了)はすでに活動を終了しているため、総会のみとなった。
(2) CEFACT常設作業グループの報告
UN/CEFACTの6常設作業グループによる報告が確認され、また、コード作業グループ(CDWG)および法律問題作業グループ(LWG)による口頭の報告が行われた。
1] 国際貿易手続作業グループ(ITPWG)の報告(TRADE/CEFACT/1998/23)
2] 業務分析作業グループ(BAWG)の報告(TRADE/触D醐C服AC仙9脳24CEFACT/1998/24およびTRADE/CEFACT/1998/CRP.33)
3] 技術および方法論作業グループ(TMWG)の報告(TRADE/CEFACT/1998/CRP.23)
4] UN/EDIFACT作業グループ(EWG)の報告(TRADE/CEFACT/1998/CRP.26)
5] SIMPLE-EDI及びフォーラムとWebベースのEDI特別作業グループ(SIMAC)の報告(TRADE/CEFACT/1998/25/Add.1)
