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参考資料-2 アンケート資料

 

1. アンケート回答にあたって

作業船運行管理システムは、工事部門-現場事務所-作業船間における作業船運行管理業務(詳細は以下に述べさせていただきます)を対象としております。よってアンケート回答につきましては、工事関連部門の担当者の方にご記入いただきたく様ご配慮をお願い申し上げます。また、アンケート送付にあたっては、3.回答用紙のみをご送付願います。

 

2. 作業船運行管理情報システムについて

作業船運行管理情報システムの概要をまず説明させていただきます。

 

(1) 会員5社への業務ヒアリング内容および結果

当協会では、業務を把握するため今年9月に会員5社に対して作業船運行管理業務に関するヒアリングを実施させていただきました。

その結果、各社とも保有作業船種、事業方針(工事中心か作業船中心か)等が異なることから、管理のポイント(原価管理、作業船稼働効率など)、管理業務単位(工事単位で作業船を管理、または工事に関係なく作業船単位で管理など)、情報化のレベル等については相違があるものの、下記の内容については共通項目として見受けられました。

 

1]配船計画〜稼働実績管理

・各社のほとんどがバーチャートを使用

 

2]予算施工管理

・細部項目の名称については各社異なるものの、大項目(材料費、出来高、損料、労務費、燃料費、外注費等)は共通。

 

3]日報の作成〜集計

・集計項目については各社異なるものの、日報をある一定の期間で集計を行い、累積出来高数量、進捗率等の指標で工事進捗状況を評価することは共通。

 

4]現業務での問題点

・書類の膨大な量、保管場所の不足

・過去の書類参照の手間

・複数個所での同一書類の保管

・データの重複記入、転記による作業効率の低下 等

 

 

 

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