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1.2.2 作業船運行管理情報システムの基本的な方向性

作業船運行管理情報システムの基本的な方向は、総合的な情報の基盤を構築する事によって、現在の業務の質的な向上と効率化を両立させる事にある。以下にその方向性と想定される効果を示す。

 

(1) 基本的な方向性

下記の項目を実現するための情報基盤の構築を行う。また、基本的には船上で稼働するシステムにスポットをあてることとする。

1] 業務の質的な向上

・意思決定業務の強化

企画、計画、管理といった意思決定を伴う業務を強化

・業務精度の向上

常に全てのデータを把握して業務を遂行する事による精度の向上

・組織の活性化

電子会議システム等を利用する事による組織の活性化を支援

 

2] 業務の効率化

・業務効率の向上

電子情報を受け渡しする事で再入力などを省き、業務効率を向上

・工数低減

業務間で重複して行われている工程を省き、工数を低減

・省資源

紙による情報の伝達・保管を削除する事で、省資源・省スペースに寄与

 

 

 

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