日本財団 図書館


3] 鉄道

内陸の重要拠点であるため、各メインポートから五定列車が設定されている。

ケース3 (天津経由)

重慶の場合、鄭州を経由する五定列車が設定されている。スケジュールでは4〜6日が想定されている。

成都の場合は、北京、西安経由の五定列車が設定されており5日程度が想定されている。

ケース4 (上海経由)

南京、武漢を経由する五定列車が設定されている。重慶の場合は5日程度、成都までは6日程度が想定されている。実際には引取までには2日程度余裕をみるほうが無難といえる。

ケース5 (青島経由)

鄭州経由で重慶、成都に五定列車が設定されており、5日程度のスケジュールとなっている。

ケース6 (香港経由)

重慶に立地する自動車メーカーの場合、多くは香港経由の鉄道輸送が使用されている。五定列車としては貴州経由のルートが設定されており、所要時間は重慶、成都まで5〜6日であるが、実際には7〜12日程度を要している。

他のメインポートと比較してトランジットタイムに見劣りがするが、

・ 通関等のトラブルケースが少ないこと。

・ ブッキングか取りやすく比較的列車に積込むことが容易であること。

・ 香港からの、コントロールが可能。

という利点がある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION