日本財団 図書館


3. これまでの深海掘削で何が分かったか?

 

深海掘削の歩み

明治45(1912)年〜 「大陸移動説」の提唱。

昭和34(1959)年 レベル博士(米)が「モホール計画」を発表。

昭和36(1961)年 石油掘削船「カス1号」が深海掘削船として改造される。

昭和36(1961)年 最初の深海掘削が「カス1号」により実施(171mのコアを回収)

昭和36(1961)〜37年 「海洋底拡大説」の提唱。

昭和42(1967)〜43年 「プレートテクトニクス説」の提唱(後に深海掘削により実証)昭和43(1968)年 DSDP(Deep Sea Drilling Project :深海掘削計画)が開始

(掘削船「グローマーチャレンジャー(Glomar Challenger号」)

昭和50(1975)年 IPOD(International Phase of Ocean Drilling:国際深海掘削計画)

日本参加(文部省/東京大学海洋研究所が中心)。

昭和60(1985)年 ODP(Ocean Drilling Program:国際深海掘削計画)が開始

(「ジョイデスレゾルーション(JOIDES Resolution)号」)

平成5(1993)年 ODP第二期が開始。

 

008-1.gif

図9 ODPで活躍中の掘削船ジョイデス・レゾリューション号

ODP(Ocean Drilling Program:国際深海掘削計画)は米国、日本、 ドイツをはじめとする22ヶ国が参加する国際プロジェクトとして多くの輝かしい成果を挙げてきている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION