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2. 調査結果の詳細

 

2.1 第17回OMAE'98国際シンポジウム

 

シンポジウムにおける発表は後述のセッションに分かれて実施された。

なお、発表された論文の中で興味深いものについて、別途概要を翻訳して付録Iに、番号順の発表論文題目の一覧を付録IIに示す。

 

2.1.1 論文発表

このOMAE'98は、オープニングのプレナリーセッションに続いて、(1)Offshore Technology, (2)Safety & Reliability, (3)Materials, (4)Piping Technology, (5)Ocean Space Utilizationの5のセッションの他にWorkshop & Panelとが設けられている。このワークショップでは、5のセッションより選んだ特別なテーマについてさらに5のサブセッションにまとめてディスカッションを行うものである。会場は、リスボン市のホテルメリディアン及びリッツの会議室に分けて行われた。(図2.1-1)

 

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図2.1-1 ホテルメリディアン(写真上中央)及びホテルリッツ(写真下及び写真上の左側)

 

7月6日(月)のプレナリーセッションでは、OMAE'98会長であるC. G. Soares氏(ポルトガル)の挨拶の後、海洋科学技術センター大庭会長を含む4名のスピーカーにより、主として石油掘削生産技術の動向について発表があった。大庭会長の日本の海洋開発の全容についてのプレゼンテーションは、わが国の技術力をPRするととも

 

 

 

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