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パネル3

森林は山に降った雨の流出を調節する役目をもっています。

 

●山に降った、森林がないと保水されずに一気に河川へ流れ込みます。

森林がない場合

雨水は、山の斜面の表土を流出させ、短時間で河川水を増加させて、下流域で洪水を起こします。

 

山に森林がある場合

雨水は、植物や土壌で保水され、ゆっくりとした速度で河川へ流出します。

 

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●地下水の水量も減少します。

森林がない場合

森林がなくなった山の斜面では、保水力が小さく、地下水となる水量も乏しくなります。

 

山に森林がある場合

植物や土壌で保水された雨水は、豊富な地下水を供給します。

 

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●ダムの建設によっても河川への影響が起こります。

ダムがない場合

豪雨によって洪水が発生し、渇水によって日常生活に支障を与えます。

 

ダムが建設された場合

ダムが建設されると、発電や洪水・渇水防止に寄与しますが、下流側の河川では、水温の低下・濁水の長期化が起こることがあります。また、河川と海は連続しており、ダム建設は、海の環境にも影響を与えます。

 

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矢木沢ダム 東京都提供

 

●森林がなくなると河川水中のミネラルが減少します。森林土壌には、たくさんのミネラルが含まれています。土壊を通過しない水には、このミネラルが溶け込みません。

 

 

 

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