Profile of Contributors

　

畠山　重篤　(牡蠣養殖業「森は海の恋人」運動代表)

■プロフィール■1943年中国上海生まれ。沿岸域の海の生物生産にとって、そこに流れる川、そして、上流域の森林の大切さに気がつき、漁民による植林運動を開始する。名付けて、「森は海の恋人」運動。いままでに50種、2万木の広葉樹を植える。また、子供達への環境教育の重要性を痛感し、県内外の子供たちを海に招いての体験学習を積み重ねている。招いた子供達は、4千人を超えた。森は海の恋人運動は、小学生の社会、中学3年生国語の教科書にも取り上げられ、環境教育のキーワードになっている。朝日森林文化賞受賞(平成6年)。著書「森は海の恋人」。

　

小関　俊夫　(「船形山のブナを守る会」世話人代表)

■プロフィール■1948年宮城県生まれ。1968年に宮城県農業短期大学卒業後、1983年より無農薬の米作りをはじめる。1985年「船形山のブナを守る会」発足。同会の世話人代表となる。1995年に圃場整備前の小さな美しい田んぼを見て欲しいと、オブジェを置いて田んぼの空間をたのしむ「田んぼ展」を開催。98年より圃場整備田でアイガモ農法を始める。

　

木村　修一　(東北大学名誉教授)

■プロフィール■1929年、栃木県出身。東北大学農学部卒業、引続き同大学院博士課程終了。農学博士。ニューヨーク州立大学医学部留学、1971年東北大学教授。同農学部長、同遺伝子実験施設長を歴任。1994年定年退官、東北大学名誉教授。現在昭和女子大学大学院教授。日本栄養・食糧学会賞、日本ビタミン学会賞、毎日出版文化賞受賞。

　

高崎　みつる　(石巻専修大学教授工学博士)

■プロフィール■1953年東京都生まれ。東北大学大学院工学研究科終了。東北大学工学部助手を経て、平成元年石巻専修大学助教授、現在に至る。水質工学、衛生工学、水質生態工学特論を担当。主な研究フィールド：河川/湖沼の水質浄化、汚濁水道水源の微生物を利用した浄化など、ここ6〜7年は、閉鎖性汚濁海域の浄化や、海の健全な生態系修復に向けたケイ酸供給に関する研究を行う。浚渫ヘドロの有効利用技術と海の生態系回復技術の融合に関した研究を継続中。

　

大葉　由佳　(フリーアナウンサー/エッセイスト)

■プロフィール■1962年生まれ。NHK総合テレビ「ウィークエンド・東北」、「タベのひととき」 FM仙台「朝のニュースカプセル」などを担当。その後、本格的にフリーアナウンサーとして活躍。現任は「パストラルブリーズ(田園の風)」(デイトFM・毎週日曜朝6時〜7時)を7年間担当し、食べ物、人、暮らし、自然をキーワードに自ら取材し伝えている。二児の母として、身近な環境問題や福祉などに関心を持ち、パネリストや司会としても活躍中。

　

米山　源司　(河北新報社論説副委員長)

■プロフイール■1941年秋田県生まれ。東京教育大卒業後、河北新報社に入社。編集局報道部で長期連載企画「林道-山で何が起きてるか」取材班キャップ、「ゴミ戦争」担当デスクのほか政治、経済部門などのデスクを担当。盛岡支社編集部長を経て、論説委員会で主に経済、地域開発、環境保全問題などを担当している。

　

敬称略

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