
(B)海運事情と保有船主の実態
エクアドルは、輸出入貨物の大部分を海運に依存している。
ただし、自国の現有船腹の不足分は多数の用船で補っており、政府による具体的な船腹拡充計画はない。
特に、数年以前まで保有していたエクアドル籍のバルク・キャリア、冷凍運搬船、RO/RO貨物船は皆無となり、エクアドルの海運会社の規模は極端に縮小されている。
なお、エクアドルは海上輸送のほかに、グアヤス、エスメラダス、ダウル、ビンセスなどの大河川は、雨季には200マイル上流まで航行が可能であり、バナナをはじめ各種大量の農産物が河川輸送されている。
エクアドルの主な船主とその保有船舶は、次の通りである。
同社は、1973年に設立され、専ら原油輸送に従事いている。
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