(B)海運事情と保有船主の実態
　スーダンの海運は、内陸水運が進んでいる。
　船舶の航行可能な水路は、ナイル川を中心に、延べ4,068?に及んでいる。
　これらは、MTC(運輸通信省)により管理され、内陸の貨客輸送に重要な役割を果たしている。
　スーダンの商船隊は50,000G/Tにも満たず、自国籍船による積取比率も僅か数パーセントであり、その殆どを外国企業に依存している状況である。
　スーダンにおける主な海運会社は、次の通りである。

　同社は、1960年に国営海運会社として設立され、現在、上記8隻を保有し、紅海、西地中海、英国、北欧諸港間の定期航路に配船している。

前ページ　　　　目次へ　　　　次ページ