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? 分析方法

a 自家蛍光法

 自家蛍光法の分析方法は、次の通りである。

 

(a) 電気処理後および対照のサンプルを12.5℃,約3,000 LUX で4〜5日間培養し、シスト内にクロロフィルを発現させた。

(b) 各サンプルのシストを落射蛍光顕微鏡下(UV,100倍)で、写真?.2−4に示すクロロフィル発現(赤色蛍光)状況毎のシスト数を計数した。

 

b プリムリン染色法

 プリムリン染色法の分析方法は、次の通りである。

 

(a) サンプル容量の1%のグルタールアルデヒドを添加し固定した。

(b) グルタールアルデヒド添加45分後に、上澄み液を捨て、99%メタノールを上澄み液と等量添加した。

(c) 添加後、一晩冷暗保存した。

(d) 上澄みのメタノールを蒸留水に置換した。

(e) 予め準備したプリムリン貯蔵液(プリムリン2mgに蒸留水1mlの割合)をサンプル容量に対して10%容量添加し、暗所で約30分間染色した。

(f) 上澄みの染色液を蒸留水に置換した。

(g) 落射蛍光顕微鏡下(B励起,100倍)で、写真?.2−5の状況別にシスト数を計数した。

 

 

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