2 車両事故の発生状況(資料3参照)
平成10年には、車両事故が3件(4件減)発生した。その内訳は、?サイドブレーキを掛け忘れたままヘッドの運転手が降車してシャーシーとの連結ピンを外した際に同ヘッドが前進したため運転手が慌てて運転席に戻ろうとしたところ、隣のシャーシーと同ヘッドの間に挟まれ負傷した事故。?乗組員の誘導なしに後進させた車両が、その後方を移動中の単車に接触し、単車の運転者が負傷した事故。?乗組員が船体外板と誘導車両の間で誘導していたところ、同車両右後部と船体外板の間に挟まれて負傷した事故である。
車両事故に伴う人身事故は3件3名(3件減、3名減)であった。
3
その他の事故の発生状況(資料3参照)
平成10年には、その他の事故が7件(1件増)発生した。その内訳は、人身事故6件、海中転落1件である。これに伴う負傷者は6名(2名増)であった。
4
人身事故の発生状況(資料4参照)
平成10年に発生した人身事故19件72名(4件増、44名増)の内訳は、船舶海難によるもの10件63名(5件増、45名増)、車両事故によるもの3件3名(3件減、3名減)、その他の事故によるもの6件6名(2件増、2名増)であった。
平成10年の人身事故1件当たりの死傷者数は約4名で、9年の約2名に比べ増加した。
平成10年の死亡事故は0件0名(1件減、1名減)であった。