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極地航行コードの策定

 

17.3 当小委員会は、以下を銘記した。

 .1 DE 41はその議題項目「極地航行コードの策定」の下提出された文書を審議し、極地コード構成案をその大まかな策定スケジュールとともに準備した。当該案の一部は他の小委員会の権限範囲に入ることとなる。

 .2 DE 41では当該コードの関連する部分を適切な組織に委任し、それら組織がDE 43に直接当該コード一般及び関連部分についてのコメントを提出できるようにすることを決定した。

 .3 DE 41ではMSC 69に対し、本件を関連する小委員会の次期会合の議題項目に選択して本件をDE 41の勧告そって扱うよう指示することを勧めた。

 .4 MSC 69ではDE 41の要望を銘記し、BLG 3に対し、議題項目「その他の事項」の下で本件を予備的に審議し、BLG 4の議題項目に含めるよう指示することで合意した。

 

17.4 当小委員会は、DE 41が準備した大まかなスケジュールによると、極地航行コード案はDE 43で最終化されることが期待され、そのためにはBLG 4において当該コード案についての作業を完了しなければならないと知らされた。

 

17.5 予備的な審議の後、当小委員会は、DE 41により特定され文書BLG 3/2/3の付録に収録されている当該コードの一部について、BLG 4で審議できるよう加盟国のコメントを募ることで合意した。

 

MARPOL 73/78及びIBCコードの下での同等な配置

 

17.6 当小委員会は、BLG 3/2パラグラフ5.1で報告されている貨物タンクの位置についてのマレーシアによる同等公告の理論的根拠を審議するようにとのMEPC 41の指示を銘記した。しかしながら、時間の切迫及び本件についての提出文書の不足から、当小委員会は本件をBLG 4に延期することで合意し、本件についての文書を提出するよう加盟国に招請した。

 

海上及び内水路による危険物運送に関する国際シンポジウム

 

17.7 当小委員会は、韓国代表の提供になる情報を銘記した。この情報によれば、海上及び内水路による危険物運送に関する第13回国際シンポジウムが1998年10月26日から28日まで韓国のソウルで開催されるという。当該シンポジウムはIMO、UN/ECE、ICS、IAPH、ICHCA、OCIMF及びIRUにより後援されている。当該シンポジウムは5つのセクション、すなわち、法的規制、船/港インタフェース、ばら積みにおける船の品質と運用上の安全、環境保護、及びリスク評価と情報の有用性からなる。

 

 

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